内容説明
現代科学技術の源泉は中国にあった。ニーダムの大著『中国の科学と文明』を末発表部分も含めてその全体像を平易に紹介する一般向けヴィジュアル版入門書。
目次
中国に対する西洋の負い目
１ 農業
２ 天文学と地図作製学
３ 工学
４ 日常生活と工業技術
５ 医学と健康
６ 数学
７ 磁気
８ 自然科学
９ 輸送と探検
１０ 音と音楽
１１ 戦争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
斑入り山吹
6
恐れ入りました。すべての発明は中国から、とか言いたくなってしまうほど。ニーダム氏の中国に対する恐るべき心酔。どの発明も印象深いのだが、やっぱり戦争関連が想像力の凄さを思い知らされる。どうやったら相手が一番嫌がるか、っていうね。偉大な過去を持つと、その後が大変ねぇ…。2015/03/24
