時間について―アインシュタインが残した謎とパラドックス

時間について―アインシュタインが残した謎とパラドックス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 434p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152080639
  • NDC分類 421
  • Cコード C0042

内容説明

時間とは何か?時間はどこから生まれたのか?宇宙の年齢は何歳か?ブラックホールは存在するのか?タイムトラベルの可能性は?時間が消滅したら宇宙も終わるのか?時間の観念と意識はどういう関係にあるのか?これらの謎に対し、博覧強記の宇宙物理学者ポール・デイヴィスが、宇宙論、哲学、物理学、人類学、心理学、生理学、認知科学、量子力学、カオス理論等の最新成果を総動員して解明を試みる。一般向けにわかりやすく書き下ろした、待望の時間論。

目次

時間の短い短い歴史
変化の時
タイムワープ
ブラックホール―時間の終わりへの入口
時間のはじまり―正確にはいつだったのか?
アインシュタインの最大の勝利?
量子時間
虚時間
時間の矢
時間を後ろ向きに〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinano

6
普段の生活では何かと「時間」に縛られているのだけれど、その本性については考えもしない意識さえしない「時間」の不可思議な面を、主に現代物理学(宇宙物理・素粒子物理・量子力学)の目から多々ある「時間」解釈を紹介している。物理それも特に【特殊・一般】相対性理論に興味がないと読んでも有意義ではないと思える。「時間」の謎を探求していく本ではなく、「時間」の学説や概念の紹介だから、まとまり感にやや欠けるところもある。SF世界に興味あるひとにもいいかもしれない。タイムワープやタキオン粒子をちゃんと物理学で説明している。2010/07/17

あにこ

0
読み終えるまでにえらいこと時間がかかった。高校生時代に購入して途中で放置していたのを、今になって恐る恐る読み返してみると中々面白い!後半からグッと面白くなる。複雑で奇怪なSFを読み終えたあとのような、この頭がクルクル回る感じは久しぶり。訳本の出版すら10年以上前なので、この分野の現在の研究状況とは大分異なるとは思うが、何はともあれ、時間に関する見識は深まった。“時間”は私がこれまでに思っていた以上にデリケートで、有機的であるようだ。 2014/09/03

広中錫

0
+7 ここまでややこしい話になると古代ギリシャの哲学者が出てくるのだが東洋思想(仏教など)に造詣が深くないのか言及されていないのは勉強が足りないんじゃないかと……。2014/08/09

昔はマルコ

0
ひらめきにとんだ記述がたくさんあった。2012/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11953
  • ご注意事項