内容説明
聖書は、人類の半分―女性をどう語るか？生理・出血とは何か。「聖性の掟」や「不浄」や「婚」などをふまえ、聖書中に描写されるエヴァやサラ、マリアたちに光をあてる。あたらしい女性像の書。
目次
第１部 旧約の部（総覧；女性太祖たち；人；聖性の掟と女性；花嫁の民）
第２部 新約の部（信の女性；革る時；立ち戻るエヴァ；フィナーレ）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
66
聖書とは何かという前提のもと、女性について論じています。聖書における女性の見方は、軽視されているようでありながら太祖であることがわかります。汚れがあるとはいえ、女性がなければ男性もないと言えるでしょう。男性が主役のように見えますが、裏では女性が主役でもあるように思いました。2017/12/06
