壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103223153
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今こそ、日本に「ノーケータイ、ノーインターネットデー」を!

急激なIT革命がこの国から奪いゆくものを徹底検証。心の大崩壊時代に歯止めをかけるために、曖昧ゆえに豊潤だった文化の見直しを訴える、警世の現代日本論!

内容説明

今こそ「ノーケータイ・ノーインターネットデー」を作れ!殺伐とした少年犯罪の続発、効率優先が引き起こす重大事故、マニュアル化した仕事、多様性を失っていく言葉…急激なIT革命がこの国から奪ってゆくものを徹底検証。あいまいゆえに豊潤だった文化の蘇生を訴える、警世の現代日本論。

目次

見えざる手が人間を壊す時代
広がるケータイ・ネット依存症
「だが、しかし」と考える視点
「ちょっとだけ非効率」の社会文化論
ジレンマの壁を融かすには
「あいまい文化」を蘇生させよう
言葉の危機の三重構造
この国を救う「あいまい文化」
人の傷みを思わない子の育て方
ノーケータイ、ノーテレビデーを
異常が「普通」の時代
「向き合う姿勢」を取り戻すには

著者等紹介

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年栃木県生まれ。NHK記者を経て、ノンフィクション作家に。1972年『マッハの恐怖』で、第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。1995年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献で第43回菊池寛賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

21
今、コロナの影響で最善の対応と考えている世論にあって、それが本当に最善の方法なのか、ただやみくもによしとして受け入れていって良いものかと考えてしまいました。2020/05/04

貧家ピー

5
ネット・携帯依存に警鐘を鳴らす。 便利になれば、同時に失うものがあるということは、覚えておきたい。2005/08/19

けんちゃん

5
サブタイトルの通り、ケータイ・ネット依存への警告はもちろん、それにとどまらず、便利と早さの代わりに現代人が失ってしまった物について広い観点からとらえています。ゲーマーの娘や自らの電子メディアの使用について反省させられたのはもちろんのこと、子育て、仕事などいろいろな面から自分を見つめ直すヒントをもらいました。作品中に紹介された本も読んでみたいです。2010/05/09

ごへいもち

4
身につまされる。反省!2010/04/25

隼 雄太郎

2
柳田さんの分析は奥深い。2017/01/01

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