大系日本の歴史 〈5〉 鎌倉と京 五味文彦

大系日本の歴史 〈5〉 鎌倉と京 五味文彦

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784096220054
  • NDC分類 210.1

出版社内容情報

武家政権と庶民世界鎌倉時代

保元の乱にはじまる中世は、地方武士と庶民の時代であった。平氏…源氏…北条氏とゆれ動く動乱のなかで、武士は何を求めて動いたのか。庶民にとっての楽しみは何だったのだろうか。女性にとって幸福とは?都市民や農村のくらしはどんなだったのか?また鎌倉の若宮大路は京都の鴨川にあたるが、では川とは何か、どんな意味があったのか。軽妙な語り口でわかりやすく中世を描き出す。

内容説明

人びとがこんなに輝いていた時代はなかった。都市民の芸能に、農村のくらしに、女性の生きざまに、そして都市の成り立ちに…。平氏→源氏→北条氏と動乱の中世を、自我のめざめた「個」をとおして、みごとなまでに活写する。

目次

中世への案内
中世の序幕
武家政権への道
源平の争乱
鎌倉幕府と武士団
王朝文化の新展開
鎌倉と京の政権
承久の乱と執権政治
中世都市の成立
つながる農村社会
庶民信仰と新仏教
蒙古襲来
鎌倉末期の社会
幕府の滅亡