出版社内容情報
最近問題になっているダイオキシンなど、環境汚染が引き起こす病気「生活環境病」にならないための生活上の注意や治療法を解説。著者=東京女子医大・小児科主任教授
・身近にある環境ホルモン汚染源 ほ乳びん、食器、塩化ビニール性ラップ、歯科治療用の充填剤、合成洗剤、整髪料、毛染め、塩化ビニール製玩具、缶詰etc.。 ・生活の中で浴びている汚染 電磁波、放射線、酸性雨、騒音、振動、低周波、排気ガス、タバコの間接喫煙etc.。 ・住宅の中の環境汚染
ハウスダスト、ホルムアルデヒド、殺虫剤、防カビ剤、ビル病etc.。 以上のように、人間がつくり出した各種化学物質が環境を汚染し、わたしたちの生命と健康を蝕みはじめています。こうした「環境ホルモン」は、体内に蓄積するものがあったり母親から子どもに移行するものなど多種多様です。 本書は、環境ホルモンなどが引き起こす「生活環境病」を中心にして、その種類や生活上の注意、治療法などから地球の環境と次世代の生命と健康を守るための考え方をくわしく解説しています。
内容説明
環境汚染が引き起こす病気「生活環境病」にならないための注意と実践。
目次
第１章 環境ホルモンと生活環境病
第２章 わたしたちを脅かす環境ホルモンの正体
第３章 環境汚染に安全地帯はない
第４章 化学物質に染まった食生活
第５章 健康をじわじわ破壊する住宅環境
第６章 生活環境病から健康を守る
