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内容説明
綱渡りでは、よく2メートルくらいの棒を持って綱を渡る。これをバランス棒というが、いったい、何の役に立つのだろう?重い棒を持てば重心が下がって安定するというのだろうか。人が平均台の上を歩くときなど、無意識のうちに両腕を広げて渡ることがある。どうしてこうやるとバランスがとりやすいのだろう。広げた腕とバランス棒とに共通する力学的な意味が何かあるのだろうか?それを解明すれば、綱渡りのコツまでわかるかもしれない。
目次
序章 サーカスをたずねて
1章 さらりと小手調べ
2章 綱を渡る
3章 二階だての一輪車
4章 馬がまわる、目がまわる
5章 振動マットでの演技
6章 ぐるぐるまわすテクニック
7章 ブランコ渡り
8章 ブランコはなぜこげるのか
9章 コマ、ヨーヨー、ブーメラン