朝日選書<br> サラブレッドの誕生

朝日選書
サラブレッドの誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 199,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022595065
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0345

目次

序 競馬からの世界観
第1部 サラブレッド前史(エクウス、カバルス;アラブ;サラブレッド)
第2部 競馬の冒険(単純明快競走の論理;賭のデモクラシー;世界選手権への展開;システム下のスペキュレーション)
第3部 サラブレッドの生産(血統;生産;調教)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

2
競馬には全く興味が無い、が読んだ。エオヒップスにまで遡りつつ、ウマという生き物の起源を振り返り、競馬という文化が何故生まれたのか、を愛をこめつつ冷静な筆致で綴っていく。ダービー、ジョッキー、ステークスといった言葉の起源、何故馬齢によってレースを分けるのか、など門外漢にもわかりやすく解説している。イギリス、アメリカ、フランス、オーストラリアなど国によって競馬が、全く異なる社会的文化になっているのも初めて知った。2016/06/21

A久

1
馬事文化賞に選出された本。選出理由は「競馬を多角度からアカデミックに分析」となっていた。 サラブレッドという種の起源や他の馬と比較している部分が優れていると感じた。 現在の基準で見るにはいささかアカデミックとは言えない部分もあるが、学べる点は多かった。2023/06/12

百木

1
馬という観点から歴史や世界を考えてみるという本であり視点の面白さはあるが「本書の意図するところも学問的に厳密で正確であろうとするものではない」という著者の言葉を踏まえた上で読む必要があるとは思う。 リピッツァナーやトラケナーといった当時最良といわれた種に対し何故サラブレッドは優位に立つことができたのか、それは価格さえ折り合えば誰にでも売るという自由主義、英国において軍馬は最優先でなく主な用途が競馬、狩りといった遊びの要素だったからこその生産における柔軟さ、ランダム性のある自然淘汰にある。(続く) 2014/05/31

mayumi

0
競馬が好きなら、賭けるだけでなく、サラブレッドの歴史について学んでおくと、より楽しめるのではないだろうか。日本では乗馬になるのは競馬を引退した馬がかなり多いので、血統や生産に関することなどが勉強になった。2013/07/13

Uchibori_a

0
チョイチョイ間違いが有るのだが修正するんだろうか2010/12/30

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