出版社内容情報
宇宙をテーマに,変光星や太陽風の衝撃波など宇宙の波動を素材として,シンセサイザー音楽をつくりだしてきた世界的音楽家が,サウンドづくりの秘密,ドナウ川での大野外コンサートなど,独自の音空間と夢を語る.
目次
1 シンセサイザー事始
2 宇宙のサウンド
3 サウンド・クラウド
4 シンセサイザーの未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
65
2018年477冊め。音楽性を表現する抽象的意味の宇宙と思いきや、本当の宇宙の話だった。日本で最初にシンセサイザーを使い始めた作曲家としての当時の話、UFOを呼び寄せる会の会員として宇宙との交信を試みる話、宇宙からの聞こえる音をレコード化する等面白いエピソードが読める。ただインタビューを編集したものだからだろうか、著者自身も言っているが「何の話でしたっけ」となるところが度々ある。2018/08/11
工作魂
1
オーストリア ドナウ川のサウンドクラウド後1986年に発行されたもの。薄くてすぐ読める本だけど、なぜシンセサイザーを使いたかったのか、マルチチャンネルをやりたかったのか、冨田さんの思いが良く書かれていると思う。2023/02/19