子どもと教育を考える 〈2〉 大人になることのむずかしさ

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子どもと教育を考える 〈2〉 大人になることのむずかしさ

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000043724
  • NDC分類 370.4

出版社内容情報

現代社会で,青年は大人になろうとして,しばしば自殺・家庭内暴力など,心身に深い傷を負います.著者は,カウンセラーとしての臨床体験をもとに,青年が直面している諸問題を考えます.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかたにか

2
大人になるためのイニシエーションがないことが問題。現代ではひとつのイデオロギーに頼る単層的な世界観をもつことができない。大きな物語ってやつかなぁ?そうではなく、重曹的でダイナミックな世界観を持たねばならない。まさに「観」というに相応しい、全体を見渡したヴィジョンを持たねばならない。こういった世界観を構築していく過程が大人になること。世界観、哲学ですか?(哲学のすすめのはず)マジで大変すぎる!肯定する訳ではないですが、こんなに大変なら引きこもりもするさなんて思う。オウム後で宗教にも頼れない日本ならなおさら。2014/05/22

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